働く価値観の変化

コラム

2022年7月14日のやぎ座満月のタイミングと、自分のキャリアのことがなんだか相まって、
キャリアを積むこと、働く意味について改めて考えてみました。
占星術は通っているヨガにMoon Flowというクラスがあり、天体の配置によるメッセージは敏感なタイプです。そのうえで、今回のエネルギーがキャリアや自己実現だったために考えさせられている次第です。

元々、共働きの家庭で育ち、女性が働くことは当たり前のように感じていたため、大学のころから
「一生働き続ける」ことは必然と考えていました。
せっかく働くなら管理職になって、人を育成してみたいと浅はかに考えてました。(みずがめ座の割に、やぎ座の精神も持っているので、社会での成功に野心が強い方です。)

そして大学も奨学金で通っていたため、早く返済をしたいという思いから、お金へのこだわりも強い方でした。

なので新卒で営業職を選び、どうしたら管理職になれるのか、先輩方を見よう見まねで研究していた時期もありました。

紆余曲折は省きますが、29歳で管理職になれたものの、結局自分が憧れた管理職像とは異なり、メンバーに助けられてばかりで今に至ります。
自分の指示の元動いてくれるメンバーたちが働く環境を良いものにしたい、ここで働いて良かったと思ってもらいたいという想いは強く持っていました。

私がアロマテラピーの事業をしたいと思ったきっかけも、「たくさんの頑張る女性を解放したい」という思いからです。

会社のメンバーも友人も、周りは仕事が出来て優秀な人が多く、恵まれている環境かもしれません。
でもそんな大切な人たちは、いつも何かと戦っている。
自分自身の何かをすり減らしたり、犠牲にしたりして、今を生きているなと感じるのです。

それは私自身も同じです。
男性に負けたくないと思って社会で戦って15年がたちます。世の中が少しずつ変わろうとも、
不条理を感じる場面はいくつもあります。

アロマテラピーのサロンをやっているのは、きっかけでしかありません。

私が癒されたハワイのアロマテラピーをツールとして、戦う女性の癒しの場となりたいと改めて強く思います。

そして戦う女性たちのコミュニティを形成し、一緒に伴走させてもらえればそれが自己実現の喜びとなります。

アロマカウンセリングやキャリア相談の仕事をしていると、本当に悩んでいる方が多いなと目の当たりにします。どこか我慢しているような、ちょっと諦めがちになっているような印象もあります。

社会が変化しても、自分軸は絶対に持ち続けてほしいと思います。

本来の自分の野心に蓋をせずに、本当にやりたいことに目を向けてほしいと思います。

そんな私もアロマテラピーがやりたい気持ちに蓋をして、解放するまでに10年かかりました。

管理職を担ってみて、改めて周りのことを考えられるようになったのは最近のことです。今回振り返った時に変化を感じとれたまでです。
時間はかかっても、この選択、決断は間違ってなかったと、今ここから胸を張って伝えていきます。

自分の話をしてしまいましたが、多くの女性のストーリーをこの場所で見守っていきたいと思っています。

タイトルとURLをコピーしました